内部不正による情報持ち出しをどのように防ぐのか
～法律とテクノロジーによる備え～

東京海上日動パートナーズTOKIO、弁護士法人ALG&Associatesとエルテスが共催で開催する、社内不祥事対策セミナーです。

2023年4月に公開されたIPAの調査によると、内部不正リスクを優先度の高い経営課題と捉えている割合は、4割程度であることから、十分な対応が取れている企業は多くないと推測されます。そのような中で、外食チェーン、商社営業秘密持ち出し事件が相次いで発生しています。
また、個人情報保護の観点から個人情報に対する保護の仕組みは整っている企業が多いものの、重要な技術情報、営業情報などの管理体制の仕組みが構築されている企業は5割以下という結果も出ており、企業の対策は急務となっています。そこで、今回は内部からの情報持ち出し被害を低減する方法を法律とテクノロジーの両面から考察します。

第1部では、弁護士法人ALG&Associatesの執行役員弁護士家永先生から、情報持ち出しを防ぐ法律の基礎知識について解説いただきます。第2部では、架空のケースを想定し、具体的な対策方法を知れるケーススタディーとなっております。

【略歴】
弁護士法人ALG＆Associates企業法務事業部において事業部長を務め、多数の企業からの法務に関する相談、紛争対応、訴訟対応に従事している。近著に「中小企業のためのトラブルリスクと対応策Q＆A」、「障害者雇用のハンドブック」（いずれも労働調査会）がある他、エルダー、労政時報、労務事情等へ多数の論稿がある。
日常に生じる様々な労務に関する相談対応に加え、現行の人事制度の見直しに関わる法務対応、企業の組織再編時の労働条件の統一、法改正に向けた対応への助言など、企業経営に付随して生じる様々な法的な課題の解決にも尽力している。

【略歴】
大学卒業後、大手WEBマーケティング会社を経てエルテスへ入社し、クライシス発生時のコンサルティングに従事してきた。現在は、企業の内部脅威対策サービスであるInternal Risk Intelligenceの営業を務める。

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