法律事務所×デジタルリスクの専門が共催
Web上の風評被害対策～ステルスマーケティングと転売～ 編

①ネット上における風評対策について
風評被害は、どの企業にとっても他人事ではありません。
内部体制の不備や、社員のネットリテラシーの不足が原因で起こる問題も多くあります。
最近では、SNS上でまたたく間に情報が拡散され、被害の拡大・長期化が懸念されます。
今回は、実際に企業に起きた風評被害の事例を交えながら、企業がとるべき風評被害の予防策や、万が一発生してしまった場合の対処法を弁護士が解説します。

②転売への対策について
昨今深刻な問題となっている「不正転売」について、企業に及ぼす影響や、悪質な転売業者に対する対策・手段を解説します。
※エルテスが各フリマサイト等の出品を監視・選別、アークレストが削除・特定を担います。また、悪質な転売者に対しては、著作権侵害、商標権侵害などで損害賠償請求も検討いたします。

③ステマ（ステルスマーケティング）について
消費者に特定の商品やサービスについて、宣伝と気づかれないように商品を宣伝したり、商品に関するクチコミを発信する行為ですが、情報発信に関して企業の介在があるにも関わらず、そのことを消費者に隠したり偽ったりして行われる行為の総称となります。
弊所では、場合によっては特定、削除などを行いますが、過大広告等を謳っているサイト等に対して行う対策等を解説します。
※いずれも法的観点から解説します。

デジタルイノベーションが急激に進み、多くのメリットが生まれる一方で、企業の信用に関わる重大なデジタルリスク（社会のデジタル化によって生じる新たなリスク）が発生しています。
デジタルリスクは、企業の規模・業種に関わらず、どの企業にも起こりうるものです。
今回のテーマは2点です。

①ステルスマーケティングの法規制について
ステルスマーケティングが2023年10月1日に景品表示法の改正によって、法規制の対象となりました。
法規制によってPRがどう変化するのか、企業の立場として留意すべきポイントは何かを解説します。

②転売について
オークション/フリマサイトにて横行している自社商品の転売について、法律事務所とコラボレーションした対応策を解説します。

【略歴】
開成中高を卒業し、理系に進学。専攻はコンピュータ量子学で、理系弁護士は日本に3％しか存在せず、簡単なプログラムであれば10分ほどで組み上げることが可能。
大学在学中に旧司法試験に合格し、平成17年に弁護士登録後、日本最大規模の法律事務所において企業が抱える法律問題全般について総合的な法的アドバイスに携わる。
弁護士と企業とのコミュニケーションに最も重点を置き、中小企業の経営者のニーズ・要望に沿った弁護士としての見解及び解決手段の提供を妥協することなく追求することにより、高い評価を得ている。単に法務的観点だけからではなく、税務的観点、財務的観点も含めた多角的な視点により、事案に応じた柔軟で実務的な解決方法を提供している。
日本のマスメディアからの取材要請多数。

【略歴】
2019年4月に新卒として、エルテスに入社。2022年3月に営業本部のマネジャーに就任。その後、2023年3月より、営業本部の副部長兼マネジャーとして、エルテスにおけるSNSリスク対策サービスの営業部隊を牽引。