デジタルネイティブのZ世代にこそ、
教育すべき”デジタルリスク”とは？
～企業が抱えるデジタルリスクと
リスク低減のために必要な教育手法を解説～

国内におけるSNSの普及は目まぐるしく、総務省の「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」によると、国内の20～29歳の約6割がSNSを積極的に利用していると回答しており、生活に根付いていることが分かります。

そのような中でトラブルも多く発生しているのが現状です。炎上、バイトテロやバカッターなどの言葉もトラブルが多発する中で社会問題化し、一般的に知られる言葉となりました。これらの事象が発生した際には個人だけでなく所属企業や団体にまで批判の声は寄せられ、管理体制を問われることも多くなりました。事象発生を防ぐために、企業や団体にはネットリテラシーや対策について教育の機会を設けるケースが多くなっています。

今回のセミナーでは、SNS炎上に関する知見を有する株式会社エルテスからSNSを中心としたデジタルリスクとその対策について、教育・研修の取り組みについて知見を有する株式会社FCEからデジタルリスクを減らすという観点からZ世代とのかかわり方や育成のポイントについて解説します。

SNSの普及から早10年以上が経過し、メディアや活用方法は日々多様化しています。
利用ユーザーも企業公式から学生まで多岐に渡っているのがSNSの現状です。
中でも「Z世代」と呼ばれる20代付近のユーザーはデジタルネイティブ世代であり、
SNSが身近にあることが当たり前となっている世代ではないでしょうか。

SNS炎上の観点でもZ世代であるアルバイト従業員や新入社員が巻き込まれた結果、
個人だけでなく、企業に対して影響を及ぼすケースも多く見られています。
企業への影響としてはどのようなものがあるのでしょうか。
また、企業は発生させないためにどのような対策を取ることが求められるのでしょうか。
事例をもとにリスクと対策について解説いたします。

「Z世代は、デジタルネイティブだから大丈夫。」
「若い世代は、テクノロジーには慣れているから問題はない。」
と思われがちですが、実は全く違います。
むしろ、「だからこそ」危ない面があるのです。

デジタルが台頭し始めた頃に育ったZ世代は、
ルールやモラルが作られていない中で、テクノロジーに慣れ親しんできました。
そのため、学生の感覚で友人同士で通用していたルールや感覚の中で、 判断するリスクがあります。

実際にニュースでもよく耳にする、SNS炎上や重要情報の流出といった事件。

これらも、
「これくらいなら大丈夫」
「仲間内だけに共有してるから問題ないだろう」
といった、誤った認識、甘い考えが原因になっているのではないでしょうか？

今回のセミナーでは、デジタルネイティブだからこそ
Z世代にデジタルリスクについてどのように教育していけばいいのか。
具体的なアプローチ方法や教育の方法をお伝えします。

【略歴】
大手人材ビジネス会社での営業・キャリアコンサルタント経験を経て、2008年に一部上場経営コンサルティング会社に入社。
人財開発本部で社内人財育成を担当した後、企業向け研修・人財育成の株式会社FCEトレーニング・カンパニーの事業立ち上げに携わり、営業部門・コンサルティング部門の責任者を経て、2018年に事業代表に就任。
講師として年間平均250研修に登壇。クライアント企業の中長期成長を実現する『メンバー育成・組織作り』をテーマにしたコンサルティング実績多数。

【略歴】
2018年にエルテスへ入社し、リスクマネジメントの専門コンサルタントとして、体制構築・炎上時のクライシス対応などを数多く支援。現在は営業としてリスク課題を抱えた企業様のご支援を行っている。また、2023年度 日本大学 危機管理学部 特別講師も務めている。