株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース
導入事例

導入サービス

SNSリスク研修

株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース

業界:スポーツ
設立:2018年1月11日(クラブ創設:1950年)
担当部署:事業戦略マーケティング部 部長
担当者:藤掛直人様(画像右)

川崎ブレイブサンダースについて

川崎ブレイブサンダースは、『MAKE THE FUTURE OF BASKETBALL〜川崎からバスケの未来を〜』をミッションに活動している、Bリーグ所属のプロバスケットボールクラブです。昨シーズン、リーグの最優秀選手賞に選ばれた藤井祐眞選手や、日本代表の元キャプテンである篠山竜青選手などが所属しており、2021年と2022年には天皇杯の連覇を達成しました。

事業的なところで言うと、SNSの運用を始めとするデジタルマーケティングがクラブの大きな強みとなっていて、クラブ公式YouTubeチャンネルの登録者数はBリーグ、Jリーグ含めて1位。TikTokのフォロワー数も、日本のプロスポーツクラブの中では読売ジャイアンツに次ぐ2番目です(※順位はいずれも2023年2月20日時点の情報)。

サービス導入時の検討背景

プロスポーツクラブの情報発信はリアルタイム性が命です。またTikTokなどはトレンドの変遷が早く、どちらの場合でも「社内確認に1週間かかりました」では、コンテンツの旬を逃してしまいます。でも、スピードを意識しすぎるとリスク管理がおろそかになりやすい。そういう意味では、SNSのスピーディーな運用とリスク管理には、トレードオフな部分があると思っています。

しかしスピード感とリスク管理のどちらも捨てるわけにはいかない。だからこそ、いかにスピーディーに、かつリスクを最低限回避するかという意識付けや、それを実現するための体制づくりはかなり重要だと考えています。もちろん、審判の方や他のチーム、選手へのリスペクトを欠かないといった、最低限の部分の認識合わせは徹底していましたが、もっと高いレベルで対応していくために、デジタルリスクに関する幅広い知見と実績をお持ちのエルテスさんにサポートをお願いしています。

また、サッカーや野球より選手の人数が少ないこともあってか、バスケはクラブというより、選手ごとにファンがつく傾向の強いスポーツです。クラブとして、選手個人のファンを増やすための施策も行っているのですが、やはり選手自身の発信があるとないとでは全然違う。そういう意味では、選手自身のSNS活用がすごく重要なんです。

ただ、SNSを上手に使いこなすには、「個性を出すこと」と「コンプライアンスを遵守すること」のバランス感覚が重要になります。そして、選手自身にもそのことを理解してもらう必要があります。それで、エルテスさんに研修をお願いすることにしました。

導入後の効果

Bリーグ自体もSNS施策を重視しているので、選手たちは新人研修でSNSに関するひととおりのマナーやリスクを学んでいるんです。それでも、「研修を通じて、知らなかったことをたくさん学べた」「リスクに対する意識が少し高まったように感じる」と話していました。「デマツイートを見極めるにはどうしたらいいのか?」「本音の発信を届けるために大切なことは?」など、かなり具体的な質問もさせていただいたようです。やはり、現場の経験をもとにした事例や対処法は、すっと頭に入ってきますよね。本当にありがとうございました。

サービスが役に立った場面

川崎ブレイブサンダースとしても、私個人としても、リスク管理は「守り」だけのものじゃなく、攻めるための土台だと考えています。今回、エルテスさんのサポートで安心・安全なSNS運用が担保され、守りが固まったことで、心置きなく面白いコンテンツを作る「攻め」に注力できるようになりました。自分たちでリスクに対応しようとしていた頃と比べたら、この安心感はとてもありがたいです。

その上で、今後はSNSをはじめとするデジタルとリアルとをより融合させた施策に取り組んでいきたいと考えています。リアルからデジタルに引き込むとか、あるいはデジタルでやっていたことをリアルでやってみるとか、デジタルとリアルのコンテンツ回遊をどんどん促進していきたいですね。

業務に役立つ資料を探す
サービス資料請求/相談する
サービスを詳しく知りたい

その他の導入事例

CONTACT
見出し2装飾

上場しているからこその透明性の高いサービスを提供
1,000社以上への提供実績

お電話でのお問い合わせはこちら
(平日10:00~18:00)
ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください
デジタルリスクに関するお役立ち資料を
ご用意しています