導入時の課題と導入後の効果
弊社は、エネルギーの供給を行うインフラ企業のグループ会社でもあり、法令の遵守(コンプライアンス)等の社会的責任を果たし、皆様から信頼される企業でなくてはならないと考えております。そのため、コンプライアンスに関わるインシデントで、皆様からの信頼を失ってしまうようなことがないように、従業員へのコンプライアンス啓発にも力を入れております。
同業他社などでコンプライアンスに関わるインシデントがあった際には、総務部が全社に注意を呼びかけるような取り組みを行っています。また、コンプライアンスに関わる問題は、情報セキュリティの領域とも深く関連しており、情報セキュリティを担当する部門とも連携し、社内への取り組みを行ってきました。
そのような取り組みの中で、SNS炎上やセキュリティインシデントは、従業員個人のプライベートな時間に発生しうるリスクがあると感じていました。主には、SNS上での不適切な振る舞いによる炎上などです。それらは、所属企業にも飛び火することだけでなく、従業員自身の人生が大きく変わってしまうおそれがあります。そこで、従業員を守るためにも、SNSに潜むリスクの教育に取り組む必要性を感じていました。
どのように取り組むべきか思案していたところ、私の上長から、「過去にエルテスの研修に参加し、具体的な事例の説明が多く、分かりやすい内容だった」と紹介を受け、研修を依頼することにしました。
コロナ禍ということもあり、Web上での研修開催となりましたが、180名を超える従業員が参加出来ました。過去にない参加者数でした。受講者には、研修でご紹介頂いた事例をしっかりと理解頂き、明日は我が身という思いを持ち、日常の行動にも生かしてほしいと思っています。