SNS監視はツール?専門会社に依頼?企業に合ったモニタリング方法とは
ソーシャルリスニングやSNSモニタリング、SNSパトロールなど様々な表現が用いられていますが、自社のリスク事象を早期に検知するという目的で、SNS監視を行う企業が増えています。今回は、企業に合わせたSNS監視の方法を解説します。
目次[非表示]
- 1.SNS監視とは
- 2.SNS監視方法
- 3.自社に適したSNS監視方法の判断基準
- 4.エルテスの提供するSNS監視サービス
- 5.まとめ
- 6.関連情報
SNS監視とは
SNS監視とは、SNS投稿を定期的にチェックすることを指します。主に、炎上対策や口コミ・評判調査として用いられています。ここでは、炎上対策としてのSNS監視についてご紹介します。
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNS上では、日々無数の情報が投稿されています。SNS投稿の中には、企業の機密情報漏えいに繋がる投稿や、ブランドイメージを損ねる恐れがあるデマ投稿など、企業の活動に影響を与える投稿が混在しています。このようなリスク投稿を日々検知することで、企業リスクを早期に把握できる可能性が高まります。
また、SNSの情報は、様々なメディアを介して拡散していきます。企業リスクを早期に発見するためには、ひとつのSNSだけではなく、複数にわたるSNSの投稿を監視することが大切です。例えば、YouTubeに投稿されたものが、X(旧Twitter)上で拡散され、炎上するような流れも考えられます。
SNSの自社に関する論調を把握することは、レピュテーションを管理しブランド守る上で非常に重要です。
SNS監視方法
では、SNSを監視するための3つの方法をご紹介します。
自己完結(内製)型
自社でSNS上の投稿データを収集し、リスク投稿をチェックします。関連投稿が1日に数十件程度である企業の場合、Yahooリアルタイム速報やX(旧Twitter)の高度検索、Googleアラートを活用し投稿情報を収集することができます。
メリットとしては、自社で行うため費用が抑えられるという点があります。一方、社内の担当者が決まった時間にSNSの投稿内容を目視で確認しなければいけないため、チェックできる投稿数に限りがあります。また、リスク監視の目的で実施する場合はリスクを判断するための知識が必要あります。
ツール活用型
ツール活用というのは、SNS監視やソーシャルリスニング用のツールを活用してSNS上の投稿データを収集し、社内の担当者がリスク投稿をチェックする方法です。自己完結型と比較して、ツールが投稿を自動収集するため、チェックできる投稿数が増えます。
一方、使用するツールの知識や担当者自身のリスク判断のノウハウは必要になります。また、有料のツールが多いため、費用が発生してしまうことがデメリットとして挙げられます。
外部委託型
SNS監視は、外部の専門会社に投稿データの収集からリスク投稿の判定まで依頼する方法もあります。会社によっては、リスク投稿が検知された場合には、メール等でアラートを受け取れるものもあります。
投稿の監視やリスク判定業務を代行してもらうため、ツール活用型よりも費用は高くなりますが、経験とノウハウを持った専門家がデータ収集からリスク判断まで対応してくれることが強みです。自己完結型やツール活用型よりもリスク検知の精度が高く、社内でリスク判定のノウハウや監視のリソースが無い場合に効果的です。
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自社に適したSNS監視方法の判断基準
では実際に、あなたが働く企業にとって最適なSNS監視方法をみてみましょう。
自己完結型に向いている企業は、SNS投稿をチェックできる担当者がおり、自社で監視できる範囲の投稿データ量、かつ休日や夜間の対応がいらない場合です。比較的多くのデータを監視したい場合や最小限の費用で多くの投稿データを監視したい場合は、ツールの使用も効果的です。
一方で、自社でSNS監視をする担当者がいない場合や、SNS監視担当者はいるがツールを活用しきれていない、また休日や夜間の投稿データも監視したい場合には、外部委託型が適していると言えます。
エルテスの提供するSNS監視サービス
エルテスでは24時間365日、AIと人の目を介したSNSの監視・コンサルティングサービスを提供しています。お客様の課題に沿った最適なメディアやキーワードのご提案からシステムの反映まで、お客様の負担の少ない形でリスク検知体制を提供します。緊急性の高い投稿を検知した場合には、緊急通知や沈静化までの初期対応を支援しています。
まとめ
この記事では、SNS監視について以下の内容で解説しました。
- SNS監視とは
- SNS監視方法
- 自社に適した監視方法の判断基準
SNS監視を行い早期にリスク検知をすることで、対応の時間を確保することができ、炎上につながる前にリスク投稿への対応ができる可能性があります。もしもの場合に備えて、日ごろからSNS監視を行ってみてはいかがでしょうか。
SNS監視の相談はエルテスへ
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